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心理学を学ぶ

(2)「私」についてのコペルニクス的転換

さて統一場心理学を学ぶには、発想のコペルニクス的転換が必要です。「私」についての発想の転換は、特に、心のあり方を解く「内在者理論」を理解するための基本となります。

多くの人は、たぶん「私」という確固とした存在があるように感じていらっしゃることでしょう。

しかし、私たちの記憶や気分、場合によっては人格さえ、その時々で変化します。多重人格者の例を挙げるまでもなく、私たちは、瞬間瞬間大いに変化しているのです。

たとえば、デートの約束にうきうきしている若者に、相手の女性のことを聞いてみたとします。きっと魅力いっぱいの人物像を描いてみせることでしょう。

しかし、突然その女性からデートのキャンセルの電話があったとしましょう。するとついさっきまでのイメージはかなり変化してしまい、彼女への不満などが出てくることもあるのではないでしょうか。それは彼の記憶そのものが変わってしまったのです。

図1は、統一場心理学が明らかにした心の姿です。これを見ていただくとわかるように、「心の内容」と、それを読みとる働きをする「意識」とは、別のものなのです。

図1:意識と心図1:意識と心

「意識」には、以下のような働きがあります。

このような働きのある「意識」が、心の色々なところに移動して、そこにあるイメージを感じ取りながら外部からのイメージをつないでいるのです。

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作成日:2004-9-12 ©応用心理研究所