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統一場心理学の少し詳しい説明:第二章 心の成長

第六節 自我状態の持続的調整

一次統合期で主なブロックを統合した後、安定した自我状態の内在者チームに、まだ統合しきれない内在者のブロックを、徐々に統合してゆくことになります。

人は、歳を取るとともに、だんだん丸くなって物わかりが良くなる人と、ますます頑固になる人がいるようです。頑固になると、色々な内在者を自我状態のチームから追い出すことになりますので、使える情報が減少してしまい、智恵の働きにくい状態になります。反対に丸くなってゆく方の場合には、自我状態のチームが、持続的により大きくなってゆきますので、どんどん頭脳明晰になってゆくことになります。いわゆる老人の智恵というのは、こんな方の場合をいうのでしょう。

確かに脳細胞は人生の早い時期に衰え始めるので、計算などのスピードを考えれば、歳とともに衰えてゆく部分もあるでしょう。しかし、人生の重大な決断を迫られる場合の多くは、それほどの早業を要求されるわけではありません。一週間とか一ヶ月とか、充分に考える時間があるはずです。そんなとき、多くの内在者を統合した老人の判断力は、未熟な若者のそれよりも遙かに高度であると言えるでしょう。

内在者理論では、この時期を二次統合期と呼んでいます。

図8:ニ次統合期図8:ニ次統合期

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作成日:2005-5-6 ©応用心理研究所